私と私の好きになった彼には、想い出の曲が沢山ある。彼は殆どTVを観ない人で、
二人で、好きな音楽を持ち寄って聴いていた。別れた後、その曲を色々編集して
作成したCDがある。普段は、封印している特別なCD。聴いてしまうと一気に
その頃の気持ちを想い出してしまうからだ。だが、ここ何日か解禁してしまい、
聴き入っている。苦しいだけなのに。悲しくなるだけなのに。切なくなるだけなのに。
昨夜、ドライブに行く時にそのCDを持っていった。CDを入れると、自動的に
ダビングが始まってしまうのだが、どうしてもそのCDを聴きながら行きたかった。
N蔵は、不思議がった。普段の私が、聴かない曲ばかりだからだ。
しかもN蔵達の年代は、CHAGE and ASKAも井上陽水も織田哲郎も
殆ど知らない。これ誰?状態である。分かっていたけど、無理強いした。
N蔵は、何故か突然「最近、おかしいけど何で?CDも何でこれ?」
と聞いてきた。私は正直に話した。したらば皆曲に聴き入ってしまい、
何となくシーンとして曲だけが流れ、気まずい雰囲気。N蔵は助手席に、
座っていたのだが、明らかに不機嫌になっていた。何か急に恥ずかしくなって
きたので、「やっぱCD変えてー。」とN蔵に言ったら、このままでいいと。
で、とりあえずN蔵の出生地でもあるし、綺麗な景色を見せたかったので、
ベースを観れる高速に乗ってみせた。N蔵以外は皆、喜んでみていた。
(ちなみに3人)その後、引き返すように葉山の海岸に行ったのだが、
海でははしゃいでたN蔵が、私に寄ってきて、「母ちゃんの恋愛の話、
何かヤダから止めて(怒)キモい。」と言われてしまったil||li _| ̄|○ il||li
言われてみればそうだけど、N蔵は多少マザコンの傾向があるので、
(本人も認めているのだ)そんなん知るかと思ったが、致し方無い。
なので、帰りは違う曲を聴いて帰ろうとしたら、意外にN蔵の友達が
喰いついてきて、「N蔵ママ、さっきのCD聴いて帰ろうよ~」と言うので、
そのままかけて帰ってきたのだが、ヤツラが歌詞に聴き入って、
「N蔵ママ、じゃじゃ馬って言われてる~(笑)」「何かヤラしい~(笑)」
「この歌詞だと、N蔵ママ、二股かけてるね。。。(笑)」「浮気だぁー」
とか罵詈雑言を浴びせてきたんで、反撃にはならんけど、「浮気じゃなくて、
本気だったから!(怒)」と思わず言ったら、N蔵が激怒。「もうこの話、終わり。」
とCDも出してバキバキに折り曲げた。。。あぁ一応大事なCDなんだけど…
まぁ、又作ればいいや。いやいや、もう止めねば。
もういい加減忘れよう。そう思ったのだが、そんな簡単に忘れられるような
気持ちではないから、今でも苦しくて切なくなるのだ。N蔵は、私の友人達に
若かりし頃の私の色々な伝説?話を吹き込まれているので、今更ショックを
受けているとは思わないのだが、どうやらそうでも無い様子だ。
「母ちゃんが、誰かに夢中になってた話なんか聞きたくない。そうゆうの
俺ヤダから(怒)」と帰り際に言われた。どんな話ならいいんだよと内心、
舌打ち( ̄" ̄;)チッしながら、帰宅した。今、ブログを書きながらも眠剤を
飲んでるのだが、一向に眠くならない。まだ、気持ちが高ぶってるようだ。
ここ何日かの溢れ出してくるたった一度の恋。どこにもやり場が無いから、
せめてブログを書いて、気持ちの沈静化を図っているつもりなのだが、
人の心とは、上手く調節出来ぬものだ。私もまだまだ修行が足りん。
とにかく、眠剤をいつもの2倍飲んで(良い子は真似しないでね)、
夢を見ないようにした。葉山の海も見れたし、少し落ち着いた気がする。
ちなみに彼が選んだ想い出の曲は、「ワインレッドの心」・「いっそセレナーデ」
「ジェラシー」(井上陽水)・「モーニングムーン」・「HOTEL」・「絶対的関係」
(CHAGE and ASKA)・「MISSING」(久保田利伸)・「いつまでも変わらぬ
愛を」・「BOMBER GIRL」(織田哲郎)・「危険な女神」(KATSUMI)
「レッド・メガホン」(林田健司)・「Venus」(米米クラブ」である。
あとから付け足した私の想い出の曲は、「愛してる 愛してた」・「生涯の恋人」
「しあわせなからだ」(ドリカム)・「promise」(広瀬香美)だ。
古い曲ばかりだが、全部想い出の曲だ。ドライブしながら聴いた。彼の部屋で
聴いた。今でもこの曲達を聴くと、すぐにあの頃に引き戻されるのだ。
彼の普通の人には理解されない孤独や悲しみ・優しさが溢れ込んでくる。
彼は、私の笑顔ではなく、「泣いてる顔」が好きだと言った。確かに私は彼の
前では、泣いてばかりいた。気持ちが通じた喜びも結ばれた時の喜びもどんな
嬉しい時でも私は泣いていた。自分から恋焦がれ求めた恋。気持ちが通じた
至福の時。結局私が壊してしまった恋。私はただただ泣いていた。
彼は、私を見ていつも微笑んでいた。どんな時でも。別れの時も。ただ最後に
「もう俺は誰も好きにならないし、誰とも結婚しない。」と彼は言った。
いつも飲んでいるポッカのコーヒーを飲みながら。彼はそれを守っている。
それが苦しくて悲しい。私以外の人でもいい。幸せになって欲しかった。
私は今でも彼と同じポッカのコーヒーを飲み続けている。離れてしまった今でも
何かで繋がっていたいから。。。。
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